肌を綺麗にしたいなら角質層の状態が大切!

お肌の構造は表皮、真皮からなっていてそのうちの表皮は角質層・顆粒層・有棘層・基底層からなっています。もちろんその全てがお肌にとって大切な役割を果たしているのですが、美肌の決め手となるのが一番上層部にある角質層です。この角質層の状態が、美肌のためにはとても重要となります。ニキビが出来たり乾燥したり、肌が敏感になったり、こうした肌トラブルの原因のほとんどは角質層に問題があるのです。そこでキレイな肌になるための正しい角質ケアについて紹介します。

角質層の大切な役割とは?

角質層には一体どういった役割があるのでしょう。お肌の一番表面にある角質層は、まず肌を外部の刺激から守るバリア機能を担っています。角質層のバリア機能があるおかげで、外部からの有害な菌などの侵入を防いでくれているんですね。

また、角質層には肌の潤いを守る働きもあります。角質細胞の間には、お肌にとって重要な保湿成分であるセラミドなどの細胞間脂質あります。この細胞間脂質が肌の水分をしっかりとキープしてくれるんですね。そのため角質層の状態がよければ、どんな乾燥した環境の下であっても肌の潤いは保つ事が出来るのです。

美しい肌は正常なターンオーバーが肝

美しい肌とは角質層の状態が良い肌のことで、それを実現するために大切なのがターンオーバーが正常に機能しているということです。角質層というのは、実は下から押し上げられた死んだ細胞であり、これが正常なサイクルで剥がれ落ちるものなのです。これをターンオーバーといい、ターンオーバーにより肌が生まれ変わるために肌は傷ついても再生していく力があるんですね。ターンオーバーは、早く過ぎても遅すぎても肌トラブルの原因となります。

ターンオーバーが早すぎると未熟な細胞が表に出る事になり、刺激から肌を守ることも潤いを維持することも出来なくなってしまうのです。逆にターンオーバーが遅くなると、肌がゴワゴワとした感触になり肌がくすんだり、シミ・シワ・ニキビの原因となってしまいます。またせっかく基礎化粧品を使っても美容成分が上手く肌に浸透しなくなってしまうのです。

正しい角質ケアとは?

角質層を良い状態に保つための角質ケアとは、不必要な角質は取り除き必要な角質は大切に守るということです。やりすぎた角質除去は、乾燥や肌荒れを引き起こしますが、やみくもに角質を培養する必要もありません。余計な角質は取り除くべきです。ピーリングなどの角質ケアも、ターンオーバーが遅い人が適切に行うなら問題はありません。ただ、ターンオーバーが正常な人や早い人がピーリングをすると肌トラブルの原因となってしまいます。

つまり、ピーリングなどのターンオーバーを促進する様なケアは、肌の状態を見極める事が大切です。肌のくすみがめだつ、化粧品の浸透が遅い、毛穴の詰まりやニキビが目立つ、傷や日焼けなどの色素沈着が改善しない等の症状がある人はターンオーバーが遅くなっている可能性が高くなります。また化粧品をつけると肌に刺激感じる、肌に赤みがある、乾燥が激しい、保湿力の高い化粧品を使っても潤いが持続しないという状態なら、ターンオーバーが早い恐れがあります。

ターンオーバーを正常にするには、角質層をたっぷりと保湿をしてあげること。特に細胞間脂質と同じ成分を補ってあげることです。これはターンオーバーの早い遅いにかかわらず、大切なケアです。その上で、肌の状態に合わせて適切なピーリングなどの角質ケアをしてあげましょう。

自分の角質の声に耳を傾けて

角質層が美肌のためにとても重要な役割を担っている事が分かったでしょう。たったの0.02ミリしかない角質層が美肌のキーポイントとなっているのです。自分の角質層がどんな状態なのかを見極めて適切な角質ケアを行うようにしましょう。そして、どんな場合でも角質層を正常に保つには保湿は欠かせないという事を忘れないでくださいね。